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「嶺南こんにちは通信」で、嶺南の暮らしを楽しむ人のローカルライフをお届け!

 2021年7月から始まった月刊fu内の連載企画「嶺南こんにちは通信」の企画・取材・記事執筆・写真を2022年5月号から10月号まで担当させていただきました。連載開始時は敦賀在住メンバーのチームが担当し、その後高浜チームを経て、小浜チームはデザインをMATT合同会社の前田さんにお願いし、弊社とのタッグで取り組みました。

 「こんにちは!と会いに行きたくなるような、嶺南の暮らしを楽しむ「ひと」のローカルライフをお届け!」をコンセプトに、毎号嶺南で暮らす、読者が「会いに行ける人」にフォーカスをあてて、お仕事のことや嶺南地域の魅力をお聞きしました。紙媒体の発行が毎月末で、Web版「ふーぽ」にも同内容が、だいたい翌月上旬あたりにアップされます。ぜひ「ふーぽ」さんもチェックしてもらえれば嬉しいです。

 5月号ではコミュニティカフェ金四郎(小浜市・中名田)の吉村順子(よしむら じゅんこ)さんにお話を伺いました。「毎日をちょっと楽しくする場所を育てていきたい。」と、登録有形文化財に指定されている旧郵便局舎を改修し、かつて地域の寄り場でもあった郵便局が多様な世代の人々が楽しめる場所に生まれ変わっています。サイフォンで淹れてもらうコーヒーを頼んで、1階の席でゆっくりと過ごしたり、2階にある市内外の作家さんの作品を展示販売している棚でお気に入りの小物を探すのもオススメ!⇒FBIG

吉村さん

 6月号で紹介させていただいたのは2 go crepes(敦賀市・松葉町)の大坊布美子(おおぼう ふみこ)さん。「敦賀の手土産文化に新たな風を吹き込む」テイクアウト専門のクレープ屋さんで、幼いころに花親から作ってもらっていたクレープの味をベースに様々なクレープを生み出しています。一度TEtoKIでもクレープ販売に来ていただき、大盛況で、かなりの数をつくって来てくれたのにあっという間に完売御礼となりました。定番の味や季節の味、様々な味が楽しめて、私はコーヒーゼリーがお気に入りです。⇒IG

大坊さん

 7月号はリライトおおい株式会社でSEE SEA PARK(おおい町・成海)を運営(取材時は開業直前)されている渡邊敢太(わたなべ かんた)さんにお話伺いました。「町外の人や場所とのつながりを地域のために生かしたい。」という想いで、おおい町の挑戦する文化を後押しする地域内外のパイプ役となっている渡辺さんは、地域おこし協力隊としておおい町に来てから様々な取り組みをされていて、城主でもあります。若狭湾のおおらかな空気感を感じながら穏やかな時間を過ごすのに最適な施設なので、若狭エリアに来られる際にはぜひ訪ねてほしい場所の一つです。⇒IG

渡邊さん

 後半戦になりました。8月号はkitocafe小浜店(小浜市・小浜清滝)の㔟間暢子(せま のぶこ)さん。地元の京都にいる頃からカフェで過ごす時間が暮らしの中で良いリズムを生んでくれていたらしいです。小浜でも「また頑張ろうと思える時間を多くの人に感じてもらいたい。」との想いが、お人柄はもちろん、お店の雰囲気や優しい味のメニューから伝わってきます。そして、ランチで食べれる全粒粉を使用した自家製パンのサンドイッチはぜひ食べてほしいです。ドリンクもオススメで、個人的にはクラフトコーラがイチオシ!⇒IG

㔟間さん

 9月号は善司郎食堂部(若狭町・上中)の中村康裕(なかむら やすひろ)さん。ご両親の代から寿司屋と仕出し屋として地域に愛されてきたお店で、定食やスウィーツなどを提供する食堂部を営みはじめたのは今から13年ほど前。京都のカフェで総菜やスウィーツなどを出していた経験が活かされているんですって。味は当然おいしいんですが、中村さんに会えるとなんだかホッとする自分がいるんです。お店には嶺南各地からお客さんが来ているようで、町内はもちろん、最近は町外のイベントなどに出店することもあるようで、色んな所で会えるチャンスがあるかも。⇒ブログIG

中村さん

 さあ、本企画を担当することになって、いったん最後の回、10月号に登場いただいたのは栗本家具工房・Aokara(小浜市・松永)の栗本泰佑(くりもと たいすけ)さん。かつて小学校の分校だった木造建物を工房兼住居として使われていて、「手で仕上げる家具たちの表情を味わってほしい。」と丁寧でこだわりの木製家具や道具をつくられています。今は建物の一部を改修して2023年春には地域内外の様々な人が使えるスペースを設けて、モノづくりや暮らしを楽しむコミュニティづくりも進めていくみたいなので、「何かしたい!」という方はぜひ、栗本さんに相談してみてください。⇒HPIG

栗本さん

 いつもより少し長くなりましたが、6か月間、6人にお話伺い、記事にするという貴重な経験をさせていただきました。月刊fu内の「嶺南こんにちは通信」は今後も続くと思うので、どんな人が紹介されるのか、これからは一読者として楽しみたいと思っています。連載で紹介された方はもちろん、まだ紹介されていないけど会ったら面白い人が嶺南にはまだまだたくさんいます。ぜひ機会があれば、嶺南の「人」を巡る旅をしてみてください~。