コンテンツへスキップ

【新しい挑戦に向けて】小浜市文化財保存活用支援団体に指定していただきました。

 新年度に向けて、弊社が拠点を構える小浜市での取り組みをより一層進めていくべく、年末に申請を出していた「小浜市文化財保存活用支援団体」に指定されました。申請では令和5年度、6年度の計画を出したのですが、その先も含めて、これから長く小浜の歴史や文化を活かしたまちづくりに貢献できる取り組みを進めていければと考えています。

 「文化財保存活用支援団体」とは、平成31年に改正された文化財保護法で新しく定められた制度で、令和4年12月の小浜市文化財保護審議会を経て指定されました。今回指定されたのは4団体で、弊社以外は市内でも実績もある団体、組織なので、小さい組織なりに小浜市の文化財行政にも寄与できるように精進したいと思っています。

 上にも書きましたが、弊社以外は歴史ある市民団体、地域DMO、観光協会と、関わっている方の数も多く、これまでにも様々な取り組みをしてきた方たちなので、大きな動きは他団体に任せるくらいのつもりで、自分たちの身近な場所に対する自主的な取組や、文化財を活用した居場所づくり(単発のイベント活用や定期・不定期な活用、最初は小さい活用から始めて時間をかけて育てていく活用)などの取り組みの支援や伴走ができればと考えています。

 全国的に見てもまだ事例の少ない制度ですが、小浜市の先進性をアピールする一助となれるよう取り組んでいければと考えていますので、何か文化財を活用したいとお考えの方、そういった方が身近におられましたらぜひ、気軽に相談してただければと思っています。

 ちなみに、弊社のある三丁町(重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)である小浜西組内にある旧茶屋町地区)で近年開催されている三丁町バザールに積極的に関わっていこうかと考えているのと、前職時代に携わったような寺院境内などでイベントや教室開催するためのお手伝いなどもできればと考えています。その他、取り組みを進めながら「文化財の活用」を支援するサービスや伴走するサービスを展開できればと考えています。

 何はともあれ、小浜市内の文化財を活用して、小浜での暮らしを楽しめる機会を増やしてければと思いますので、引き続き、多くの方々のお力添えをいただければ幸甚に存じます。