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【6期目スタート】設計事務所+コワーキングスペース「三丁町コモンズ」をオープンします

 9月末日で弊社も5期目を終え、6期目がスタートしました。5期目は地元の小浜市や周辺市町でのお仕事もいくつかお声がけいただく機会を頂き、少しでも地域のお役に立てていれば嬉しいなと思っています。引き続き、小浜市はじめ嶺南地域や県内のお仕事も増えていくと良いなと思っております。

 そんな中、弊社がある小浜市内の重要伝統的建造物群保存地区である小浜西組にある三丁町で、新たな小さな挑戦が始まります。小浜出身で現在、小浜市と神戸市の二拠点生活をしながら各地で建築設計に取り組むnuca architectsの田中宏幸氏と、福井県SDGsコーディネーターとして活躍されている徳川貴文氏と共同で、設計事務所+コワーキングスペースである「三丁町コモンズ」を開くこととなりました。

 10月4日(金)15:00時から19:00までの時間には内覧会(お披露目会)を開催します。今回のプロジェクトは、古い町並みの一角に位置する空き家となっていた建物を設計事務所+コワーキング『三丁町コモンズ』としてオープンし、まちの文化資本を再び開き、活用することを目的とした取り組みです。今後は都市計画やまちづくり、建築、デザインをはじめ、多様な登壇者を招いた独自のトークイベントや、サーキュラーエコノミーや持続可能な社会をキーワードに、様々な取り組みを地域一体となって進めていきます。11月末頃には、関係者を集めたオープニングパーティーも開催予定です。

 行政等からの補助金はいまのところ使わず、銀行からの融資でどうにか改修工事費を工面した状況ですので、まだ施設ロゴやホームページやSNSアカウント等の情報基盤など手を付けれていないものも多いですが、運営しながら収益を上げていき、少しずつ充実させていくことになりそうです。

 弊社は当面、この場所を開いた場所として、様々な方に訪れてもらう機会を生み出す仕掛けや仕組みを検討・企画して、動かしていく役割になる予定です。広い場所ではないですし、周辺にはお住まいの方もいらっしゃるので、一過性の賑わいづくりやイベントで盛り上がってという形ではない、日常的あるいは定期的に人が緩く集っているような場所に育っていけばよいなと思っています。 2年前に閉じた食のセレクトショップ「TEtoKI」とは違った形での「場の運営」になり、新たな挑戦を楽しんでいきたいと感じています。

 店舗運営にしても、今回のような小さな場の運営にしても、まちなかの個々の場・空間・機能・建物が周辺に影響を及ぼして、まちの空気感をつくり育んでいけることを実証する経験を積む機会に恵まれ、場の運営にお悩みの方、関わっている場をより開いていきたい方の支援をする準備も着実に進んでいると感じます。

 ぜひ、機会がありましたら三丁町コモンズへお越しいただければ幸いです!(移動も多いメンバーが集まっているので、平日でも空いていない時間帯も出てくると思います。お知り合いの方はメンバーに事前に連絡とっていただいた方が良いかと思います)