御食国(みけつくに)若狭おばまの歴史や文化を学び、歴史・文化を活かした地域づくりを考える「御食国アカデミー」の今年度第一回が先週末9月2日(土)に開催されました。「小浜市・若狭町日本遺産活用推進協議会」が主催する本事業の企画・運営支援を弊社で担当させていただいております。
御食国アカデミーって?
「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群~御食国若狭と鯖街道~」が文化庁から日本遺産に認定されている中、「御食国若狭からはじまる食文化のルーツを学び、体験し、伝え広める」ために、2018年2月に創設され、主な機能として以下の3点が挙げられています。
- 作る:新しい食文化コンテンツの開発
- 提供する:食文化体験と学びの提供
- 発信する:若狭ならではの食文化の発信
今年度は、対象を上根来集落と神社仏閣に絞り、文化財や歴史・文化的に価値ある資源(日本遺産の構成文化財)を守るとともに、活用するための新たな第一歩を受講生(参加者)の皆さんと考えていきたいと思います。
第一回目はチーム分けと意見交換・現地確認
文化資源等の関係者、様々な活動をしておられる方、これから新たな取組・活動に係わりたい方が参加してくれているので、初回は、地域でのこれまでの取組の確認や、対象となる現地を参加者の方たちと見て回る時間を設けさせていただきました。
年内にもう1回のアカデミー開催、何かしらの活用モデル企画が実施できるように進めていく予定です。多様なメンバーが集まってくれて、今後の展開がとても楽しみな取組で、文化財保存活用支援団体としても、貴重な機会となりそうです。